国内活動ブログ

発見

今日起きた時は、涼しく感じられたが、大学に着くと既に暑くなっていた。日本出張のために、教室に置いていたコーヒーの粉が湿気るのを恐れ、残っていた分を飲んでおいたのだが、戻ってきてからは追加分を買いにいく時間がないので、以前、紹介した猿印のお茶を飲むことにしている。ジャスミン茶のような香りがして、まことに飲みやすいお茶なので気に入っている。しかし、飲みすぎると夜、寝れなくなってしまう。

さて、昨日書いたノーベル物理学賞・化学賞のことに関して思ったことがあったので、ひとつ。講義中にいつも言うことなのだが、言葉を理解する際に大事なことは、その言葉を覚えることに集中するのではなく、その言葉の語源にさかのぼって調べるということと認識している。ノーベル物理学・化学賞のメダルの裏面には、自然の女神がかぶっているベールを化学の神がそっと持ち上げて、自然の女神の素顔を見ている場面が描かれていると昨日も書いたのだが、ここからもひとつ、発見ができる。「未知の物を発見する」=「discover」。この「discover」は、「dis(除く)+ cover(覆う)」という組み合わせからできている。他にも、「ベールを取る」=「unveil」という言葉もあげられる。このように考えると、否定しているようにも思えるが、根本から考えると説明がつくし、どちらもよく使う言葉であるので理解もしやすい。一見、難しいと思えるような言葉でも、よくその語源や構造を注意深く見ていけば、実はそんなに難しくないということが多い。私が英語を勉強し始めたのは、中学1年生の時だが、「難しい」と感じたのは「長い」単語であった。その当時は、あまり深く考えることをしようとしなかったので、随分苦労した。そんな苦い経験も、今となっては学生に自信をつけさせるのに役立っている。

先日も書いたのだが、「発見」というのは、非常に嬉しいものである。このような「発見」をする機会が仕事として与えられているということは、本当に有難いことだと感謝している。

 

今日の写真は、ノーベル物理学・化学賞のメダル。

 

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メダルの周囲には、ラテン語で「技芸を編み出し地上の生をよりよくせし者」(古代ローマの詩人ウェルギリウスによる)と書かれている。*『ノーベル賞の百年-創造性の素顔』U・ラーショーン(編)(金津-レイニウス・豊子訳)ユニバーサル・アカデミー・プレス(2002)

 

この賞を受賞した日本人の中で、湯川秀樹氏・朝永振一郎氏に関する文章を読んだ時、同じ日本人として改めて誇りを持った。

その中に朝永氏の言葉がとてもよかったので紹介させてもらいたい。

「ふしぎだと思うこと これが科学の芽です

 よく観察してたしかめ そして考えること これが科学の茎です

 そして最後になぞがとける これが科学の花です」

 

この言葉は、日々の生活や仕事にも通じるのではないかと思う。

 

ルーチンワーク ( routine work )

今日は午前10時から会議があったので、6時過ぎに起床。前の晩に強い雨はやんでおり、きれいな朝焼けを見ることが出来た。NHKをつけると、「てっぱん」の再放送がやっていた。急におなかがすき始めたので、シャワーを浴びたあと、散歩も兼ねて朝食に。さすがに外は湿気でムッとしていたが、しばらく歩くと慣れてきた。プノンペン出張の時は、ルーチンワークとして、いつも決まった場所で朝食をとるようにしている。朝食後は、部屋にもどり会議の資料を確認して、少し早いが9時過ぎに出発。

会議の後は、一度部屋に戻って出先でも出来る仕事をして、13時にはチェックアウトを済ませる。明日から講義があるので、15時にタクシーでシェムリアップに帰ることに。少し、ゆっくりしたいが、そうわがままも言っていられない。タクシーの中では、先日の移動と今日の会議の疲れとが一気に押し寄せてきたので、そのまま眠ってしまった。

20時前にシェムリアップに戻ると、妻と娘が迎えに来てくれていた。夕飯はまだ準備出来ていなかったようなので、外で食べることにした。数年前に出来たスーパーに、スキスープという鍋の店が新しく出来たということなので行ってみた。中は回転寿司と同じように鍋の具材が皿の上に乗せられてクルクルと回っていた。日本から戻る前に、回転寿司へ行っていたが、このスタイルはなんとも面白い。いわゆる食べ放題スタイル(80分)で、大人1人5ドル。子供は3ドルとのことだったが、娘はまだ小さかったため無料で食べられることになった。先月は日本出張でほどんと家にいなかったし、昨日今日と出張で家を空けていたので、罪滅ぼしの意味で娘の食事は私が面倒みることにした。妻の機嫌を損ねずに済んだことは、明日からまた始まる殺人的スケジュールを乗り切るために非常に有益なことであった。

 

いくら忙しくても、体が疲れていても、ルーチンワークの内容を明確にしておけば、一旦動き始めると、きちんと頭も体も動いてくれる。出張などで、いつもと違う場所になったとしても、日々の生活を管理するように勤めていれば、どこを修正したらよいか分かるので、生活習慣を一度見つめることも大切なことだと思う。

新しく3年生になった大学生が、この7月に日本語能力試験N2にチャレンジする。当然、今までの勉強よりも難しい内容を勉強することになるし、他の科目も勉強しなければならない。8月には大学の後期試験もある。そんな状況下で、効果的に勉強するには、生活パターンを再度確認し、そこから試験勉強の計画を作り上げていかなければならない。勉強に近道は存在しない。毎日、今何を勉強しようとしているのかを考えながら、理解に努めるという謙虚な姿勢が求められるのだと思う。余談になるが、ノーベル物理学賞と化学賞のメダルの裏側には、自然の女神がかぶっているベールを化学の神がそっと持ち上げて、自然の女神の素顔を見ている場面が描かれていて、真の自然の姿をとらえようとする科学者の姿が表されている。このように、力ずくではなく、謙虚で真摯な姿勢を忘れない者に、発見という喜びが与えられるのではないかと思った。

その最上の喜びを得るためには、謙虚・真摯であることに加えて、まずは日々の生活習慣が確立されていなければならない。そのためには、ルーチンワークを明確にしておくことは、勉強に限らず、非常に大切な事であると考えている。

以前にも書いたが、ルーチワークを確実に行うことで、「small win (小さな成功)」体験を得る事が出来る。この成功体験は、小さいがやる気を維持したり、起こすうえで非常に有効的なのである。

今日の写真は、プノンペンでの朝焼け。

03may2011.JPG朝も早かったが、既に街は活気に溢れていた。川岸にはベンチも置かれていて、夕方など風がでてきて過ごしやすい。時々、「エクササイズ」と称して、妙なダンスを懸命に踊っている集団もいるが、そのすぐ横で焼きソバなど高カロリーの屋台がスタンバイしている。運動してお腹がすいたら食べるのだろうが、「それじゃあまり意味がないのでは」などと、余計な心配をしてしまうのだった。

 

アンコール大学・学生用ブログ

この3月に日本語ガイドの試験に無事合格できましたので、今は午前中、ガイド養成学校で勉強をしています。その学校まで、30分間ぐらいかかります。

今朝、いつもどおり、家の仕事をしてから、7時ぐらいに学校に行きました。途中で携帯電話を忘れたことに気がつきましたが、家には帰りませんでした。ちょっと心配でしたが、12時半ぐらいに、帰宅した後で、電話を見て、ほっとしました。誰も電話していなかったからです。

また、先週の土曜日に貸してあげていた本が、今日返ってきました。その本は、日本語で書かれているアンコールワットの歴史の本ですから、毎日覚えるまで読まなければなりません。大変だけど頑張ります。

        

 それでは、失礼致します。

 

記録者: イェン・ナビン

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学生ブログがスタート

今日は、祝日のため大学の講義はないが、出張でプノンペンに来ている。今回の移動はタクシーを使ったので、4時間半くらいで到着する事ができた。常宿に到着すると、思いがけないことが。昨日、部屋の予約を入れたのだが、部屋が一番良い部屋しか空いていなかったため、通常料金でその部屋が使えることになった。最上階でメコン川が見渡せる部屋で窓を開けると風が吹き込んできて気持ちが良かった。

また、今週から学生ブログが開始されることになった。まずは私が内容を確認するようにしているため、学生が今思っていることを好む好まず関係なく知る事ができる。いつも学生には、自分の意見を正直に伝えるように指導しているので、今日の担当者が忌憚無く書いている内容を読んで、おもわず笑ってしまった。もちろん、「微笑ましい」という意味で。当人は自信が持てないと書いていたが、正味、日本語を勉強した期間は3年と少し。今回、手直しはほとんどしていない。表現としても、悪くない。この調子で試験本番まで走り抜いて欲しい。

 

<学生へ>

「勉強」というのは、一朝一夕で急に成果が現れるものではありません。きちんと基礎を理解してきた者だけが、最後に笑う「機会」を得ることが出来るのです。

 

今日の写真は、スナック菓子のような物

02may2011.JPGシェムリアップからプノンペンまで行く途中、休憩所で売っていたお菓子のようなもの。昆虫が持つ素材の旨みを活かした一品。シンプルイズベスト!まさに「至高の味」ではないか。

この写真には写っていないが、以前食べた蜘蛛の甘辛煮は、ソフトシェルのような味がして美味しかった。しかし、タガメの塩茹でに関しては、思い出したくても思い出せない・・・。

 

 

 

アンコール大学・学生用ブログ

今日は、祝日なので、学校はありません。
学校がなくても、私達は、家で自分で日本語を勉強している習慣をつけています。
先生からの宿題が、多いんです。

昨日は、日曜日なのに、私達は学校で日本語能力試験2級の模試をやってみました。
今回、2級を受けるのは、私が3回目になります。
残念ながら、2回失敗したことで、またテストを受けに行くのは、怖い気持ちが一杯です。
「1回2回失敗しても、諦めてはいけません」よく言われいる文ですね。
でも、自分は、その1回目の失敗と2回目の失敗を比べてみると、あまり成長していないことが分かっています。
先生に「そこまでの点数がとられるのがすごいですよ!」って言われても、自分より自分のことは誰でも分からないと思いますので、そのほめられた言葉が受け入れられませんでした。
今も、本当の気持ちを表すと、恥ずかしいけれども、自信を持っていないのです。
自分を信じないと、ダメだと分かりますが、気持ちは、まだ立ち直っていないのです。
最近は、よく「落ちる」「不合格」の言葉を言われて、もっと気持ちが一気に落ち込みました。

でも、自信を持っていませんが、後悔しないように勉強を頑張っています。
少なくとも、私は、ここまで努力してきました。


以上です。

記録:ホンチャン・ウィー

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